生物実験Ⅱ 第五回 ムラサキウニ

えー。久しぶりの実験内容更新です。
はい、第二回から第五回に飛んでいます。はい。間にエゾバイとスルメイカがあります。
また、時間があるときにゆっくり更新していこうと思います。

さて、というわけで今日はムラサキウニの解剖スケッチを行いました。
ムラサキウニ(Anthocidaris crassispina)
棘皮動物門 ウニ綱 ナガウニ科

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うにうにしてます。
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棘とか足とか取られたウニ。

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Fig.1 囲口部外面(口の周り)
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Fig.2 囲肛門部外面(肛門の周り)
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Fig.3消化器系

もうね、スケッチを見れば何となくわかると思うんですが、
ウニを見た瞬間(というより今日の実験がウニだと知った瞬間)戦意を喪失しました。
棘とか足とかの数半端ないじゃないですか。真っ黒じゃないですか。
棘がどうついてるかとか、足がどう並んでるかとか言われてもねぇ。そんなのねぇ(笑)

ウニは、下側に口が、上側に肛門がついています。
五放射相称で、棘や管足が規則的に並んでいます(確かに規則的に並んでいることはわかるのですがそれをスケッチできるのかどうかは別問題でして 笑)。
棘や管足を動かして移動し、棘を突っ張り棒のようにして岩の間に体を固定したりします。
また、管足の先端は吸盤のようになっています。
管足や棘に混じって、叉棘というものをはさめるような器官が混ざっていて、それを使って体表のゴミを取り除いたり、有毒なものはそこから毒を出したりします。
また、口側の棘の付け根のあたりに、ぶよぶよとした鰓がついています。

ウニというと、もう食べることしか考えられないのですが(笑)
よく知られているように、食用となっているのはウニの生殖腺です。卵巣よりも精巣のほうが美味しいらしい(ほんとかな)。

ウニは、食用にもされていますし、発生の実験にもよくつかわれている動物ですが、スケッチの素材としてはすこぶる不向きだと言えます。ほんとに。結局今日も夜までかかってしまいました。

次回、無脊椎動物最終回。
フジツボです。

そして関係ないけど、この実験を担当している研究室のブログはこちらです。
なんか無脊椎っぽいブログです(笑)
by kobaso | 2011-05-30 23:58 | 生物小話
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