<   2011年 05月 ( 7 )   > この月の画像一覧

生物実験Ⅱ 第五回 ムラサキウニ

えー。久しぶりの実験内容更新です。
はい、第二回から第五回に飛んでいます。はい。間にエゾバイとスルメイカがあります。
また、時間があるときにゆっくり更新していこうと思います。

さて、というわけで今日はムラサキウニの解剖スケッチを行いました。
ムラサキウニ(Anthocidaris crassispina)
棘皮動物門 ウニ綱 ナガウニ科

b0180288_23375664.jpg

うにうにしてます。
b0180288_2338171.jpg

棘とか足とか取られたウニ。

b0180288_233951.jpg

Fig.1 囲口部外面(口の周り)
b0180288_2340722.jpg

Fig.2 囲肛門部外面(肛門の周り)
b0180288_23404651.jpg

Fig.3消化器系

もうね、スケッチを見れば何となくわかると思うんですが、
ウニを見た瞬間(というより今日の実験がウニだと知った瞬間)戦意を喪失しました。
棘とか足とかの数半端ないじゃないですか。真っ黒じゃないですか。
棘がどうついてるかとか、足がどう並んでるかとか言われてもねぇ。そんなのねぇ(笑)

ウニは、下側に口が、上側に肛門がついています。
五放射相称で、棘や管足が規則的に並んでいます(確かに規則的に並んでいることはわかるのですがそれをスケッチできるのかどうかは別問題でして 笑)。
棘や管足を動かして移動し、棘を突っ張り棒のようにして岩の間に体を固定したりします。
また、管足の先端は吸盤のようになっています。
管足や棘に混じって、叉棘というものをはさめるような器官が混ざっていて、それを使って体表のゴミを取り除いたり、有毒なものはそこから毒を出したりします。
また、口側の棘の付け根のあたりに、ぶよぶよとした鰓がついています。

ウニというと、もう食べることしか考えられないのですが(笑)
よく知られているように、食用となっているのはウニの生殖腺です。卵巣よりも精巣のほうが美味しいらしい(ほんとかな)。

ウニは、食用にもされていますし、発生の実験にもよくつかわれている動物ですが、スケッチの素材としてはすこぶる不向きだと言えます。ほんとに。結局今日も夜までかかってしまいました。

次回、無脊椎動物最終回。
フジツボです。

そして関係ないけど、この実験を担当している研究室のブログはこちらです。
なんか無脊椎っぽいブログです(笑)
by kobaso | 2011-05-30 23:58 | 生物小話

梅雨入り。

僕が船から降りたその日に、関東地方の梅雨入り宣言がされました。
しばらく雨降りの天気が続きますね。
雨の日、滋賀の実家にいた頃は、ぽたんぽたんという雨音をぼーっと聞くことができました。
こちらにきてから雨の日の音は、雨音よりも車が水たまりをザーッと跳ねていく音になりました。
なんとなく、静かな中のぽたんぽたんという雨音が恋しいです。そういえば、蛙の声も聞かないな。
部屋の中から、雨音や、むこうの道で遊ぶ子どもの声や、赤ちゃんが泣く声、遠くで鳴く犬の声、甘い声で鳴く猫の声、怒った猫の声、いつまでも鳴く蛙の声、虫の声、鳥の声を聞くことが、なくなりました。雪の日のひたすら静かな世界も、感じなくなったな。
その代わり、風の音や近くの車の音、電車の音、工事の音をよく聞くようになりました。
僕としては悲しいことなのですが、それでも引っ越したら、その音すらも恋しくなったりすることがあるんですかね。

雨の日に部屋でぼうっとしていると、いつもより、どうでもいいことを、長い時間考えてしまいます。

このブログも、いつの間にやら立ち上げてから2年が過ぎました。
僕が上京してからも、2年経ったことになります。
大学3年にもなり、将来のことを色々と考えなくてはならない時期なのに、はっきりと将来のことも分からず、2年前と比べてどこがどう成長したのかはっきりとはわからず、時々そんな状態に愕然としてしまいます。
本当に、時間って早いものです。
その早い時間の中で、遠い先のことを見据えて、今のこともしっかりと見るということが、いかに難しいかということを知りました。
なかなか、どうして、できないものですね。
今は、目の前のことに取り組んで、沈まないように、とりあえずは海の上にぷかぷかと浮かんでいようと思います。
浮かんでいれば、空も見えるし、もしかしたら、遠くの方に上陸できる陸地が見えてくるかもしれません。

見に来てくれて、ありがとうございます。
これからも気まぐれに更新していきますが、よろしくお願いします。

そして今日の気まぐれ御飯。
b0180288_23205588.jpg

湯豆腐好きになったのも、こっちに来てからかな。成長しました(?)
by kobaso | 2011-05-29 23:21 | 退屈小話

実習!!

こんばんは。丘酔いkobasoです。世界が揺れています。
月曜日から金曜日にかけて、東京を出て黒潮を縦断し、八丈島まで観測を行いながら航海する実習に行ってきました。乗船実習は今回で4回目(たぶん)で、最初の1回目以外は船酔いしなかったので、油断していたらしちゃいました船酔い。しけた海、しかも黒潮なわけで、当然うねりもすごいです。ベットの中で力を抜いたら自然と寝返りがうてるくらいでした。そんな中でパソコンみたり顕微鏡みたりプロッティングなんてしたらもうそれはそれはええ。

酔いながらも写真撮ってきたので、載せようと思います。
b0180288_21352190.jpg

ざぱー。

b0180288_21355462.jpg

表層の流れ藻をネットで掬ってみたら、メガロパ幼生がいました。
手の上で可愛がりすぎたら死んじゃいました(殺してしまいました)。

b0180288_21372128.jpg

ORIネットで深海の生物も採集しました。
これはホウライエソ(Chauliodus sloani)

b0180288_21401335.jpg

b0180288_21402752.jpg

深海魚達。

b0180288_21405531.jpg

深海のエビ。

b0180288_21412210.jpg

深海のカイアシ類。深海のものは赤い色素をもっているみたいな話がされた気もするけど、よく覚えてません。酔ってたので(笑

b0180288_21423031.jpg

かわいいクラゲも採れました。

b0180288_2143910.jpg

八丈島だ―。(これは八丈小島です。)

b0180288_21435370.jpg

ウミネコ?

b0180288_21452052.jpg

3時間だけの上陸。揺れてない大地のありがたさを足に感じながら。

b0180288_2146942.jpg

南国やー。

b0180288_21564846.jpg

ここがかの有名な、世界を動かしている中枢部分です。

b0180288_2146449.jpg

b0180288_2147986.jpg
b0180288_21472235.jpg
b0180288_21474017.jpg
b0180288_21475736.jpg

b0180288_21482795.jpg

b0180288_2232781.jpg

b0180288_2149164.jpg

八丈島の南国チックな植物たち。

b0180288_21495898.jpg

b0180288_21501567.jpg

キョン(Muntiacus reevesi
かわいすぎ。つぶらな瞳かわいすぎ。

b0180288_21513696.jpg

べ、べつにおいら人間なんて怖くないんだからね。の図。

b0180288_21521280.jpg

ん?

b0180288_21572716.jpg

八丈富士。

b0180288_21525432.jpg

アカコッコ(Turdus celaenops)
伊豆諸島特有の鳥だそうな。すごい名前やね。

b0180288_2156222.jpg

島のゴキブリ。なんかカラフル…?

b0180288_21581553.jpg

げんき!!げんき!!!がんばる!!!!

b0180288_21575777.jpg

って言いながら、揺れる船内に帰って行きました。写真ではわからないけれど、港についていても揺れてましたこの船。

b0180288_21593437.jpg

あと、実習も7月にある1ヶ月航海で最後かな。
そう思うと、寂しい。
酔いはしたけど、楽しかったです。勉強にもなりました。
by kobaso | 2011-05-27 22:01 | 退屈小話

きのこ写真展と東京散歩

b0180288_2254444.jpg


久しぶりの連続更新です。こんばんは。kobasoです。
昨日、サークルの後にきのこの写真展へ行ってきました。
最初は1人で行こうかと思ったのですが、友人を呼びたくなって急遽友人を召喚し、2人で行ってきました。

行ってきたのは千駄木にあるフリュウ・ギャラリー。
ほぼ日のコンテンツでも親しまれている、新井文彦さんの「きのこの森、森のきのこ」写真展です。

きのこ、好きです。
きのこ、好きなので、そのきのこの写真に囲まれているだけで幸せでした。
かわいいきのこから、不思議なきのこまで、様々なきのこの表情を見ることができました。
きのこってなんか妖精っぽいよね。
新井さん、ほんとうにキノコに詳しい方で、色々と質問してしまいました。お客さんと新井さんの話を盗み聞き
してるだけでも面白い(笑
「キノコはその環境にすごく依存しているから、地域によって毒キノコだったり、そうでなかったりすることがある。」とかね。
笠が一つなのに、軸が2つあるキノコの写真もあったりして。
写真だけでなく、キノコのお話も楽しめる個展でした。
25日(水)まで開催しているので、お時間のある方は是非。

その後、友人とぶらぶら千駄木から上野まで散歩しました。
友人はその辺りの中高に通っていたので、いろいろと案内してもらいながら。
カメラもってくればよかったと激しく後悔してました(笑

b0180288_23104612.jpg

夏目漱石宅跡地。
吾輩がその猫である。
小説の舞台を見るってなんだかすごく楽しい。

b0180288_23125635.jpg

その後、神社でのんびりして、飴屋さんでなつかしいお茶の飴を買ったりしてから、東大へ。
東大にいる猫である。かわいい(笑
そして東大のでかいこと古いことかっこいいこと。
どこぞの海の大学とは大違いです(笑
ATMあるし、コンビニあるし、ドトールあるし。。。
というより、ここは大学なのかと思ってしまいました。

b0180288_2315541.jpg

おかしいでしょう。ここ。絶対大学じゃないでしょ。
休み時間とか絶対ここでぼけーっとしてる(笑

b0180288_23162485.jpg

東大付近にあった看板。
大腸菌「とか」一般雑菌とか焼き立てパンとか。

その後、ちょっぴり飲みに行きました。
良い土曜日だったな。こういう土曜日、多くなると良いなと思います。

明日からは、船の上です。
行ってきます。
by kobaso | 2011-05-22 23:19 | 退屈小話

名古屋港水族館(その3)

こんばんは。昨日東京に帰ってきましたkobasoです。
結局、僕の赴任期間中にウミガメの産卵を見ることはできませんでした(サークルに入ってからウミガメの産卵を見たのは1回だけになりそう)。しかしながら、1週間水族館でお仕事のお手伝いをして、飼育員さんのお話を聞けて、自由に館内を歩きまわれて、夜間は水族館を独り占め(?)できるという素晴らしい時間を過ごすことができ、とても貴重な経験がでした。

さて、家に帰ってきてパソコンのネットもつながるようになったので、撮ってきた写真をずらずらと載せていこうと思います。

b0180288_22371477.jpg

アカウミガメ(caretta caretta)
サークルの活動の一環として行ったので、まずはカメの写真から(笑)
名古屋港水族館は、ウミガメの繁殖で有名な水族館です。
アカウミガメ、タイマイの人工繁殖に成功し、安定した頭数のウミガメを繁殖させている施設は日本ではあまりありません。

b0180288_2240262.jpg

これもアカウミガメ。
餌は、大きなボールからしゃもじのようなもので掬ってあげるのですが、
アカウミガメたちは餌の入ったボールしか眼中にないようで、しゃもじから投げ入れられた餌に気付かず、ボールに向かって大きな口をあんぐりあけてよってきます。
結構単純な思考回路の持ち主のようで(笑)

b0180288_22435422.jpg

ヒメウミガメ(Lepidochelys olivacea)
ヒメウミガメがですね、すごく、かわいいんですよ。
アカとは違って、ゆっくりと「んあーーーーー」と口を開けてよってくる。
この個体だけかもしれませんが、首の回りや頭も触らせてくれます。愛らしいやつです。

あ…。タイマイの写真を撮ってくるのを忘れました…。すみません。
また、撮ってきます。

b0180288_22492184.jpg

メガネモチノウオ(Cheilinus undulatus)
通称「ナポレオンフィッシュ」です。
青色が綺麗です。頭の模様が迷路みたい。

b0180288_22512731.jpg
b0180288_22513973.jpg

マイワシ(Sardinops melanostictus
名古屋港の目玉と言えば、マイワシのトルネードだと思います。この展示を思いついた人は本当にすごい。
水の中の花火みたいです。トルネードの時間には毎日観に行っていました。
夜にはこの水槽の前で本を読んでいました。最高でした(笑
マイワシの色って何色だと思いますか?光の加減によって、本当に色が目まぐるしく変わるんです。
銀色、緑色、青色、黄色。絵のうまい人がマイワシを描いたら、何色を使うんだろうと思いました。

b0180288_22554391.jpg

シロイルカ(ベルーガ) (Delphinapterus leucas
名古屋港水族館のもう一つの目玉、ベルーガです。
この口角の上がり具合が癒されます。頷いたら頷き返したりしてくれるところも、ほんとに、癒されます。
もうね、こういう人いてほしいよね。
頭のプルプルや口を開けた表情が苦手な人もいるようですが(笑

b0180288_22584714.jpg

ミズダコ(Paroctopus dofleini)
個人的には、ベル―ガと同じくらい、この子にも癒されていました。
目がね、なんかもう、目がね、ほんとにもう、微笑んでるよね(笑
水の出し入れに応じて体もゆっくり揺れて、深呼吸しているようでした。

b0180288_2312720.jpg

オオカミウオ(Anarhichas orientalis
仲良しの図なんですが、この表情で仲良しって言われてもね(笑)

b0180288_2323757.jpg

ウツボ(Gymnothorax kidako)とトラウツボ(Enchelycore pardalis
これも仲良しの図なんですが、やっぱりこの顔で言われてもね(笑)

b0180288_2355780.jpg

掃除中。背景を何とかしたかった(泣)

b0180288_2364153.jpg

ミズクラゲ(Aurelia aurita
クラゲはカップルを集めるという不思議について誰か論文書けばいいんじゃないですかね。

b0180288_2381793.jpg

ニシキアナゴ(Gorgasia preclara)とチンアナゴ(Heteroconger hassi)
1匹があっちを向くと、みんなそっちを向く。一体誰にあわしてるんでしょうね。リーダー格とかいるのかな。

b0180288_23121924.jpg

チンアナゴ
表情が好き。


いやー。ほんとに、幸せな日々でした。
b0180288_23134253.jpg

by kobaso | 2011-05-21 23:13 | 退屈小話

名古屋港水族館その2

こんばんは。
今晩も18時からアカウミガメが上陸し、ずっと寝ています(笑)
ウミガメの様子は名古屋港水族館のホームページ右側、ライブ映像のコーナーからリアルタイムで見られます!
カメラワークは僕です(笑)
そろそろ産卵するかもなので、夜見てたら運よく産卵が見られるかも!
パソコン越しに、眠るカメさんを見て僕と同じ気分を体験してもらえればと思います。

パソコンのネットが繋がらないので、写真がアップロードできないのですが、名古屋港水族館の見所を宣伝します。はい。
まず、名古屋港と言えばベルーガです。
あまり知られていないのですが、飼育員じゃなくても芸やってくれます。
水槽の前でベルーガと目があったら、頷いてみて下さい。頷きかえしてくれます。
頭を横に振ってみて下さい。ぶるぶるしてくれます。
かわええです。

またちょくちょく更新していきます(´・ω・`)
by kobaso | 2011-05-14 23:39 | 退屈小話

名古屋港水族館

こんばんはとおはようございますの狭間ですね。お久しぶりですkobasoです。

昨日から1週間、名古屋港水族館に来ています。
主な業務は17時から9時まで、ウミガメの上陸個体の監視・観察です。日中は飼育員さんのお手伝いだったり、自由時間だったりします。

話によると、今週か来週には産卵があるらしいです!わーい。
今は、1時から陸に上がったアカウミガメがカメラの前でこれ見よがしに砂浜で眠っています。たまにアクビしてます。
ひたすら眠いです…。

おそらく人生最後の水族館業務だと思うので、存分に楽しもうと思います。

だれか名古屋港来てー(´Д`)
by kobaso | 2011-05-14 03:04 | 大学小話