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風に舞い上がるビニール袋が窓から見えました

さて、その日曜日。
実を言うと、その時私は、家でゆったりとした時の流れに身を任せたかった。
前日にようやくの事ウミガメの骨格標本を完成させ、疲労困憊とにかく眠りたかったのです。
しかしながら、父のやる気に満ちたもじゃもじゃ頭と輝く目を見ると、
行かないわけにはいかなくなったのです。
それにしても、せめて電車代位は出して欲しかったなぁ…。

さて、眠たい頭を叩き起して、猿遊会の開催場所へと向かいました。
まず猿遊会の説明から始めねばなりませんね。
その前に、「ゲーム」の説明からせねばなりませんね。
私が今ここで言う「ゲーム」とは、
「うりゃうりゃえいやー」と言いながらするような、機械を媒介とするゲームではなく、
「ふむふむえいやー」と言いながらするような、人間の頭とサイコロが支配するゲームのことです。
あまりにも説明不十分かつ日本語不自由な気がするので、付け加えます。
私はこのゲームを「紙ゲーム」と呼んでいます。
「紙ゲーム」にも何種類かあるようで、
マス目の引かれた盤上で、兵隊なり戦闘機なり船なりの駒を動かして遊ぶシミュレーションゲーム。
カードのみで遊ぶトランプ要素のある(?)カードゲーム。
シミュレーションゲームとカードゲームが混じったゲーム。
。。。付け加えたところで分かりにくい説明に変わりはないですね。
要するに、コンピュータが登場する前の世界で隆盛を極めていた、
ルールブックが分厚く、かつ煩雑なルールのために、
現代の若者になかなか受け入られず、悪戦苦闘しているゲームのことです。
歴史ブームの今、
業界はいっそのこと誇りを捨てて、ルールの簡略化&人物のキャラ化を推し進め、
若者世代を引きずり込んでみてはどうかと思うのですが、
なかなかそうもいかないようです。

…また本文に行く前に話がそれてしまった。
by kobaso | 2009-10-08 09:15 | 退屈小話
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