ディア・ドクター

b0180288_0195440.jpg


「山あいの小さな村から、たった一人の医師が失踪した。警察がやってきて捜査が始まるが、驚いたことに村人は、自分たちが「神さま仏さま」より慕っていたはずの男について、はっきりした素性を何一つ知らなかった。やがて経歴はおろか出身地さえ曖昧なその医師、伊野の不可解な行動が浮かび上がってくる…。」(公式ホームページ ストーリーより)

この映画、ネタバレせずに感想を言うのがすごく難しいのですが、一週間のうちに3回観ました。
それだけ観ようと思える映画だし、観ることができる映画。
話としては重いんだけれど、それでも面白いと思える映画です。
話が終盤に近づいたときの、それぞれの表情がすごく印象的。
それぞれが、何かを隠してる。隠しているものはそれぞれ違うけど。
なんというか、この映画にはいろんな人の立場にくるくる立ちまわれる面白さもあるのかな。
立場の違いとか、それによる隠しごととか、本心とか、一人ひとりが、すごく魅力的というか興味深い。そして八千草さんが、おばあちゃんにもかかわらず色気が出てて怖い(悪い意味ではなく)。

伊野治は、善人か、偽善者か、結果的には悪人か。
たぶん、ただのひとりのおじさんなんだろうけれど。
by kobaso | 2011-02-21 00:19 | 映画小話
<< プール カルトローレ >>