めがね

b0180288_18841.jpg


さて、「かもめ食堂」「プール」に続く、小林聡美ともたいまさこの、なんとなくきれいなぼうっと映画第3段です(勝手にきめちゃったよ、しかもそんなネーミングセンス良くないよ、どうしてくれようどうしてくれよう)。

やー、良いぼうっとでした。
なんだろう。たぶん、途中からこの映画を観たら、この映画の雰囲気に馴染むことができないと思います。
「かもめ食堂」「プール」でもそうだったのですが、最初、登場人物はぎこちない。気持ち悪いぎこちない感じじゃなくて、観てる側の「どんな映画なんだろう」という、初対面の人に会う感じに同調するようなぎこちなさ。で、登場人物のぎこちなさがとれる頃に、不思議と観ているこっち側も、映画の雰囲気に打ち解けている。いつのまにか、ぼうっとできている。すごく自然な心地良い感じ。
静かで、台詞もぼそぼそとした、決して饒舌ではなくどちらかというと無口な感じなんだけれど、それが観ていて本当に心地良くなる映画です。

あと、もたいまさこが観る度に怪人化している。
おばあちゃんに欲しいかもなぁとこの映画観てて思ったんだけれど、だんだん思い直してきて、やっぱりおばあちゃんはいいやと思いました。隣の家の人とか、行きつけの八百屋さんとか、行きつけの喫茶店の人とか、そういう感じがいいかな。大体の登場人物の背景には、想いを巡らせることができるのに、もたいまさこの役どころだけ、もうわかんない。お手上げ状態です。怖いんだか面白いんだか。

あとね、やっぱりご飯がおいしそうなんだ。
食い意地、はってますかね(笑
by kobaso | 2011-03-20 01:06 | 映画小話
<< 月 呼び方 >>