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やたらと光る、丸くて白っぽいなんだかよくわかんないものが写ってますが、月です。
昨晩「まぶしいなぁ」と思って布団の中から這い出て窓から外を見ると、満月がこれでもかというほどぴかぴか光っていました。月らしからぬ、輝きようでした。綺麗なのかな、これ、綺麗なのかもなと、寝ぼけた頭で、がさごそとカメラを取り出し、ホワイトバランスとか露出とか何も考えずただシャッターを切ったので、やたらと光る、丸くて白っぽいなんだかよくわかんないものになってしまいました。お月さまごめんなさい。

なんでも、NASAによると19日は月と地球が最接近する「スーパームーン」だそうで。月の大きさは14%大きく、30%明るく見えたのだそうです。首都圏の節電運動と相まって、余計明るく見えたのかもしれません。でも、なんだか「スーパームーン」って「月」って感じのする名前じゃない気がします。月は、なんというか、満月でも控え目な方が、好きだな(とか言ってちゃっかり写真撮ってるわけですが)。

昔からなんですが、月とか太陽を見て、時々、それが物体ではないように思えてしまう時があります。
「もの」というより、「穴」に思えてしまう時があるんです。
地球があるじゃないですか、その外側に、空があって、さらにその外側に、すごく明るい世界がある。月とか太陽は、ちょうど「穴」になっていて、その「穴」からその「すごく明るい世界」の光が、漏れてきているような。
あれ、なんだかおかしいこと言ってますかね。酔っぱらってるわけでも、ロマンティックになってるわけでもなく、ただぼんやり、空を見てそう思うことが、昔からあるんです。
今でこそ、望遠鏡が発明されて天体を立体的に眺めることができたり、アポロが月面にたどり着いたりして、月とか太陽が「塊」の「物体」であることがわかって、それをすんなり受け入れることができていますが、アポロとか、望遠鏡とか以前の、遥か昔の時代の人が、月とか太陽を「物体」として認識していたのって、すごいことだなぁと思います。太陽中心か、地球中心かという違いはあるけれど、それを「物体」として認識していたんですよ(ですよってねぇ)。
あんなものが空に浮かんでいることを受け入れていた、ということも驚きです。よくよく考えてみると。

月というと、父親に月をせがむ女の子の話が描かれた絵本のことを、思い出します。
「お父さん、お月さまとって。」という台詞(曖昧)がすごく印象的で、結構好きで何回も読んだはずなのに、お父さんが夜空にはしごをかけて、月を取ってくるところまでしか思い出せません。
あの後、どうなったんだっけ。月、空に返したんだっけ。なんでだったっけ。
そういや、あの絵本の月には、顔があったな。
月に顔を描くようになったのは、いつからなんでしょうね。
by kobaso | 2011-03-20 21:48 | 退屈小話
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