the Straight Story

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もうこの先長くはないであろうおじいさんアルヴィン・ストレイトが、10年前に絶交し、脳卒中で倒れた兄ライル・ストレイトに会うために、歩く速さとほぼ同じ速さの、古いトラクターで500kmの旅へと出るお話。

急がなければならないのに、アルヴィンは人の運転する車に乗ろうとはしない。
自転車よりも遅く、もしかしたら若者の歩く速度よりも遅い速さのトラクターで旅をする。
恐ろしく頑固なおじいさん。
でもその頑固さは、決して人を不快にするようなものではなくて、
むしろその頑固さが、どこか人を安心させる。
アルヴィンは、自分の扱いにとても慣れているんだなと思いました。それってとても、うらやましい。
自分のやり方でしか進めないことを、アルヴィンは知っていて、自分自身がそれを受け入れている。
なかなか、わかってはいても「自分のやり方」って受け入れられないんだけれど、
ある意味あきらめというか、なんだろう、そうするしかないってことをアルヴィンは知っていて、我が道を行っています。
年をとらないと、できないことなのかな。

最後まで観て、なんとなく悲しい感じが残ったのは、
これが老人の夢の中のような気がしたからかもしれません。
by kobaso | 2011-04-16 23:47 | 映画小話
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