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パプリカ

一か月航海の記事の合間に、こうやって全く関係ない記事を気まぐれに載せるのが僕のブログですこんばんは。
今日も暑い日でしたね。洗濯する前の自分の服を嗅いだら死にそうになりました。皆さんも気を付けてくださいね。

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パプリカ、攻殻機動隊 (父が好きでよく観てたんだけど、すすんで子どもに見せようと思うものじゃないよね 笑。いや、おもしろかったんだけど。)のProduction I.G.が制作していることもあって、ずいぶん前から観たいなぁと思っていたのですが、なんでか知らないけれど観なかったんですよね。今まで。
そういう映画とか本とか、結構たくさんありますよね。
今度友人に誘われて、今敏の回顧展についていくことになったので、この期に観てみました。

どこからどこまでが夢の中の世界で、どこからどこまでが夢ではないのか、その感覚がごちゃごちゃになってしまう感じが、結構好きでした。
誰でも少しは思ったことがあると思うんだけれど、小さいころよく、
「今自分が経験しているのは夢の中の世界で、自分が死んだら、夢の外の自分が目覚めて『あ、夢だったのか』みたいな感じになったらどうしよう。」
と考えたりしてました。
パプリカを観ていると、その感覚をこうじわじわと思い出してきて、ちょっと怖くなりました。
夢は夢であってほしいよね。
でも、夢が死の世界につながってしまうっていう設定、「あ、なるほどな」って思いました。
死んだ後の世界をぼんやり思う時と、夢のことをぼんやり思う時って、なんとなく似てませんか。そんなことないですか。

なんか、話が宗教っぽくなってしまった(笑

筒井さんの、超能力の話とかって必ず「怖い」が入っているように思います。
心霊現象的に怖いわけではなくて、人間的に怖い。
この映画にも、その「怖い」がありました。そこが面白いんだけれどね。
また気力のあるときに、原作も読みたいなと思いました。

あと、声優の古谷さんが時田という登場人物の声を担当していたのですが、
「おまえ、ヒムロじゃないな…!!」
っていう台詞が、
「おまえ、アムロじゃないな…!!」
に思えて仕方なかったです。
どうでもいいですね。
by kobaso | 2011-08-16 01:32 | 映画小話
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