かめのおはなし

先日のミシシッピニオイガメ、名前が決定しました。
その名も
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「ぽっけ・ソプラトット」
です。「あろま」「臭次」「かめきち」なども候補にあがりましたが、なんかかわいいし、知的っぽい(ソプラトットの意味はわからない)ので、この名前になりました。
たくさんのアイディアをありがとうございました。

かめと僕は、なんだかんだで縁があるようで、
祖父母の話だと、小さい頃「お寺にいったら、池の亀に釘付けになってずっと動かなかった」り、大学ではウミガメを研究するサークルに入ったりしました。
保育園~小学生の頃にもクサガメを2匹飼っていました。不注意で2匹とも脱走してしまったけれど(ごめんなさい)。
けれど、別にかめが大好きというわけではありません。自然とかめのそばに寄って行ってしまう。不思議です。

さて、2年ほど前までは、前述した通りかめを研究するサークルで、「会長」という肩書きだけは水戸黄門みたいなことをやっていたので、かめについてあることないこと勝手に言えなかったのですが、もういいでしょう。
たとえこのブログがなにかの間違いでカメ界のお偉いさんに見られて苦情をうけたとしても、それを処理できるだけの立派な後輩たちが育ちましたから(責任転嫁)。


世の男性にもタイプがあるように、カメにも肉食系と草食系の2つがあるように思います。
ウミガメで言うなら、アカウミガメは肉食系でアオウミガメは草食系。淡水ガメで言うなら、ワニガメやミドリガメは肉食系で、ハコガメやイシガメは草食系。
僕は断然草食系が好きです。というより、肉食系は嫌いです。
肉食系ガメのあの頭。なんであんなにでかくなってしまったのか。もはや二頭身か!といいたくなるようなやつもいます。
ニオイガメも頭の大きくなる肉食系なのですが、幸いぽっけのミシシッピニオイガメはニオイガメのなかでも頭の大きくならない草食系です。

ちなみに、頭の大きさで肉食系か草食系かをざっくりわけましたが、本当の食性も頭の大きさで判断して、あながち間違いではありません。大きな頭は、硬い殻などを噛み砕くための顎が発達した結果ゆえだと言われています。ただ、そうは言ってもほとんどのカメは雑食性です。あんなに厳ついワニガメですら、時期によっては草食性が強くなります。
カメの食性について考えていて疑問に感じることがあります。それは「カメはどうやって食べ物を認識するか」ということです。これは、大学のサークルの中でも何度か議論されました。
爬虫類なので、嗅覚が強いようにも感じますが、僕はむしろ視覚によって認識する部分が大きいのではないかと思っています。
ぽっけを見ていても、餌をやってからしばらくして、目で餌を確認してから摂餌行動をとり、餌を見失うと見当違いの方向に泳いだりします。
ウミガメにしても、ビニル袋などの誤食は視覚で判断しているからこそおこるのだと思います。もちろん、誤食問題は、カメの好奇心旺盛さからくるものも大きいとは思います。ビニル袋を「クラゲと間違えて食べる」のではなく、「口に入るものなのでとりあえず食べてみる」。現に、アカウミガメのお腹の中からはビニル袋だけでなく、石や流木、鳥の羽なども出てきます。
なにはともあれ、カメを観察していると「鼻きくなあ。こいつ。」と思うことはほとんどありません。
カメの食べ物認識に関する学術的な文献、ないかな。

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そんなことどうでもいいから餌くれ~。
by kobaso | 2013-09-22 20:11 | 生物小話
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