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冬虫夏草

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冬虫夏草 梨木香歩 新潮社 

-来い、ゴロー。手に負えぬ煩いは放っておけ-


あけまして、おめでとうございます。
厄年&年男のkobasoです。2014年、なんとか「うま」くいく年になりますように。
今年もよろしくお願いします。

さて、滋賀に、帰ってきています。
滋賀県はへんなところで、天候がよめません。電車で3駅くらい離れただけで、雪国から太平洋側の天気になったりしたりします。周りの山々のせいなのか、琵琶湖のせいなのか。
琵琶湖も琵琶湖で変わった湖で、そこに生息している魚は淡水魚でありながら、ある程度の塩濃度には耐えられたりします。昔琵琶湖が海だった時の名残だそうです。植物も、海浜植物が生えていたりします。鳥も、鳥類の写真が大好きな友人に言わせると、とても面白いのだそう。
一度ちゃんと勉強してみたいものです。
梨木香歩さんは、滋賀が好きなのか、滋賀を舞台にした小説が多くあります(はっきりとは書かれていないけれど)。しかも、バックグラウンドが滋賀の自然だったり、伝承だったりします。
この本は、家守綺譚の続編。前作の方がお話としてはまとまっていて、おもしろいような気もするけれど、相変わらず図鑑を片手に読みたくなるような本です。あと、郷土史も読みたくなる。
琵琶湖のほとりのベンチに座って読むと最高です(梨木香歩の本と関係ないかな 笑)

琵琶湖といえば、帰省して人と話していた時に、琵琶湖でカヤック航行をするのに規制とかかからないのかなという話になったのですが、規制、モーターがついていない船には特に無いそうです。漁網には気を付けなければならないけれど。
だから、カヤックに乗って島に行くこともできるし、対岸まで行くこともできる。沖の方は流れも強くてシーカヤックみたいなものじゃないと大変そうだけれど。
自転車とカヤックで、滋賀めぐりしたいな。
by kobaso | 2014-01-04 23:29 | 読書小話
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